美容師が騙されないために必要な事!

2〜3年前からですか、、、酸性系の薬剤が増え出して、どこの美容室でも「髪質改善」なんてメニューをやたらと目にする機会も増えました。

きっと、メーカーさんやディーラーさんから、

「今こんな商材があって、そんなに手間も時間もかからず、ゲストの髪をよくしながら、単価を上げることができますよ。良かったら、一回勉強会(体験会)をしてみませんか?」

なんて言われて導入することになったのでしょう。

でも、知っていますか?

メーカーのマーケティングスキルってめちゃくちゃ高くて、リサーチなんかも徹底的に行なっている販売のエキスパートなんです。

これは美容業界だけではなく、飲食でも、電化製品でも、なんでもそうですよね。

例えば、サプリなんかの「美肌に効く○○成分!配合」なんてよく目にするじゃないですか。

でもそれって、配合量や成分自体の品質なんかは問われないですよね、、、。

ただ「○○成分配合」って言うだけで売れてしまったりするのです。

僕も以前にある大手メーカーのサプリのサンプルを頼んだら、その後の営業電話が鳴り止まなかった記憶があります(笑)

それくらい一般の会社は「販売」に力を入れているという事です。

多くの会社にとっては、「使用した結果」より、「販売実績」が重要な要素なんですよね。

でもそれ自体が悪いわけでもなく、当たり前の話です。

ある意味で「メーカーを信じない勇気」も必要

つまり、メーカーやディーラーは基本的には「販売する」のが仕事なのです。

そして、それらを使用して、ゲストの髪の状態に合わせて使用するのが美容師の仕事です。

ここに美容師との大きな違いがあるのです。

その為には、使用する薬剤の特性を正確に把握することが最重要なのはわかると思います。

ところが、メーカーさんやディーラーさんからは、数値で測れる正確な情報が入ってくることはかなり稀なんですよね、、、、。

ひょっとしたら、メーカー研究者からは、正しい数値や情報が得られているのかもしれませんが、人を介する間に、伝言ゲームみたいに、当初意図した内容とは違う形で伝わってしまうことも多いでしょう。

以前に、ある大手メーカー営業マンが「このトリートメントで髪のダメージは直ります」と豪語していましたが、それが最たる例ですね。

システムトリートメントで髪が良くならないのは、美容師ならしってますもんね。

おそらく、研究員であればそんな言い回しは絶対にしないでしょう(笑)

つまり、もはや、誰かの言うことをそのまま信じることは、かなりリスクがある、、と言うことです。

大切なゲストの施術には、自分でコントロールできる薬剤を使用したいと思うのは、僕だけでは無いでしょう、、、。

プロフェッショナルにとって「無知は罪」

ですが、もちろん一般の美容師は研究者ではありません。

ややこしい記号の羅列や難しい化学式を知る必要は全く無いと思っています。

ただ、お金と時間と信頼を頂いて、ゲストに施術するのであれば、最低限の特徴を把握しておくのは、プロとしては当たり前でしょう。

でも、意外とそんな美容師って少ないんですよね、、、、。

まぁ、髪や薬剤の本当の事を教えてくれるところもないので、難しいところですけど、、。

だからこそ、ちょっと学べばきっと「出会えて良かった美容師」になれるのは間違い無いですからね!

お互いに頑張りましょう!

ヘアーメイクジェンテ
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この記事を書いた人

衛藤 アツシ

ヘアーメイク ジェンテ 代表 兼 髪質改善プランナー

髪のお悩みを持った方たちの為に、髪質改善に力を入れたサロンワークを行っています。20年の美容師経験を活かし、髪に悩む方たちの役に立つことを使命として、延べ1万人以上の方の髪の悩みを改善、現在もサロンワークを中心に活動しています。髪の毛の事でお悩みでしたら、是非一度ご相談ください!